キツネの嫁入り行列!トライします。

どこのお宅にも眠っている留袖、現在ではあまり着用機会がなく、箪笥の肥やしになっています。
留袖とは、既婚女性が礼装に着る、五つ紋・裾模様の着物です。真っ黒な黒留袖と華やかな色留袖があります。

着物生活を楽しむ人々の中では「留袖を着たい」というニーズがあり、以前は「ただ集まって留袖を着る」というイベントを実施しましたが、今回は思い切ってきつねの嫁入り行列にチャレンジすることにしました。

なんと今回の花嫁さんは、文金高島田に角隠しという姿になります!

篠ノ井の小松美容室さまのご協力により、本物のお嫁さんのようなお支度をさせていただくことになりました。
先日花嫁さんや着付けスタッフとかつら合わせに伺ったのですが、なんと小松さん!カツラを洗って結いなおす技術をお持ちなのです。
一級着付け師の資格も持ち、20年ほど前までは近隣の結婚式場からの依頼でたくさんの花嫁さんを作られたそうです。

熟練の技により、あっという間にカツラがかぶせられ、かんざしや角隠しが装着される様を見せていただきました。感動ものです。

そして花嫁さんができあがると、みんなでうるうる。
なんでしょう、じーんと暖かい気持ちになり、涙が出ます。

海野宿の通りに花嫁さんが降り立ったら、、、みんなきっと感動して涙することでしょう。今から楽しみです。

写真は先日行った、花嫁メイクです。

今回のキツネメイクは、メナード化粧品更埴上山田サロンの小林さんチームに担当していただきます。プロのご協力により、素敵なキツネさんができあがることでしょう。

写真は8月のソフィアの会の際、仲間とあーでもないこーでもないと。
鼻の黒いのとヒゲはやめておこうということになりました(笑)。
参列の皆様にはここまでのメイクはしませんのでご安心ください。

そして今回は、カメラマンスマイルハイジさんによる写真撮影、動画クリエイターROOM15のたまちゃんが動画を撮影してくださいます。

素敵な写真や動画で、振り返りも楽しみですね。

日 時:10月22日(日)15時行列出発
参加費:2000円(着付け*1、メイク*2代込み)小学生以下無料
定 員:30名
詳 細:うんのわさんにて着付けとメイクを行い、14時に行列を作って出発、白鳥神社まで歩き写真撮影*3。

*1 着物はお持ち込みください。留袖、振袖、訪問着も可です。希望者には1000円でレンタルします。
*2 全員狐のメイクを施します。
*3 集合写真の他、行列風景、準備風景を写真と動画で撮影します。SNS使用のご了承をいただきます。

狐の嫁入り行列とは?

新潟県阿賀町津川地区で開催されているお祭りで、この地に残った言い伝えに由来しているそうです。
津川地区のシンボルとしてそびえたつ麒麟山には、古くから狐火(鬼火)と呼ばれる光が見られました。
かつてこの地区の嫁入りが夕方から夜にかけて行われていたため、提灯を下げて嫁入り先に行列していったそうですが、この行列が麒麟山を超えるときに提灯の明かりと狐火が並行して見えることがあったことから、「狐の嫁入り」が言い伝えられたそうです。

江戸時代の嫁入りを再現したもので、夕刻津川地区の住吉神社を出発点とし、狐に扮した花嫁と仲人およびお供合わせて108人が町内を練り歩くお祭りです。ユニークな狐の動作を織り交ぜながら歩き、麒麟山麓の常浪川にかかる橋に到着すると、橋の上で花婿が待っていてステージで結婚式・披露宴が執り行われます。
宴が終わると、花婿と花嫁は渡し舟で皮を渡り麒麟山に消え、山には狐火が灯るという演出も。

大変人気のお祭りで、毎年たくさんの人が集まるそうです。

海野宿できつねの嫁入り行列を!

というわけで、今回初めてチャレンジしてみようと思います。
花嫁さんはすでに決まっており、仲人および参列者(男女問わず、子供さんも可)、嫁入り道具を担ぐ人などを募集します。
お道具が何もない!クラウドファンディングでお金を募りましょう!!とはならないのが、どうや流。
あるものを持ち寄って、ないものは手作りで、初めての行列はできる範囲でやってみます。
必要なお道具は手持ちの提灯(できたらそろいで六挺)、長持、番傘など。
道具貸してもいいよーという方がいらっしゃいましたら、ご連絡ください!

参加申し込みは、以下のフォームよりお願いします。
定員になり次第、募集は終了します。

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