#6 リリ・ミミ 里子に出る(号泣)

モモを誘拐してからというもの、母親のララがピリピリしていて、巣箱の中をじっくり観察できなくなりました。《妹たちも大きくなったに違いない》とやきもきするえみぃと私。
ある夜《大きい子早く誘拐しないと、末っ子がつぶされてしまう》という勝手な解釈(本当は雛を早く出したくてしょうがない)により、2羽を誘拐!リリ、ルルと名づけました。が、ルルはごはんを食べてくれません。どうやら、プラスチックのスプーンが気に入らないらしいのです。翌朝、気弱な2人は、ルルを親元に帰すことにしました。自分達の都合で雛を親元から離したり、戻したり、、ほんとにだめな飼い主です。
モモへの挿し餌には慣れていたものの、2羽になると勝手がちがいます。1本のスプーンで2羽に挿し餌するのは、とっても大変でした。挿し餌は、粟玉+パウダーフードをお湯でふやかし、40度前後で与えるのですが、時間をかけているとどんどん温度が下がり、冷たくなると食べてくれないのです。。そこで、スプーンを2本にして、2羽同時の挿し餌となりました。5羽になったらどうすんだー(汗)
リリを誘拐した翌々日、以前から『インコがほしい』といっていた、えみぃの友人Aちゃんがピーコを迎えにやってきました。うちもララ&ココ&ベイベー5羽を育てるのはちょっとキツイので里子へ出すことにしていたのです。Aちゃんは昔インコを飼っていたことがあり、インコに関してはベテランだし安心して里子へ出せます。Aちゃんはご飯中思いっきりガッついていたリリが気に入ったようです。リリはAちゃんに連れられ新しいおうちへ向かったのでした。
それから数日後ミミ、ちびたんを誘拐し(ララ ごめんなさい)全部で4羽を育てることになりました。同時に、2次産卵を恐れ、ララとココは別々のお家に分けました。
残ったベイベー4羽は順調に成長し、色もはっきりしてきましたが、ほとんど同じ色(おなかが灰色)、同じ模様(並セキセイ)であると判明、ただ、ミミだけがおなかの色が鮮やかな青色(でも、ほとんど同じ)。1羽ぐらい全く違う奴がいてもいいのに・・不安は的中しました。
左から、ちびたん、ミミ、ルル、モモ
そんなある日、えみぃの妹、ミニスカがミニスカJr.、ミニスカ夫、リョウコを連れてやってきました。そうです、ピーコを迎えに来たのです。ミミはミニスカJr.の顔面へ先制攻撃を仕掛け、Jr.が泣き出すハプニングもありましたが、Jr.もミミが気なる様子。リョウコは「いちばん小さいちびたんを連れて行け」としきりに言いましたが、ミニスカ夫妻は色がきれいなミミを気に入った様子。結局ミニスカはミミをつれて行きました。だけど唯一、他のベイベーとおなかの色の違うミミをつれて行くとは・・・。でも、かわいいちびたんを連れて行かれなくてよかった。
うちにはベイベー3羽になってしまいましたが、皆元気で毎日大騒ぎしています。里子に出たリリ、ミミも元気に育っていると写真を送ってもらいました。

なんとAちゃんのリリもおなかが鮮やかな青色であると判明!うっかり色違いの子を2羽とも里子に出してしまったうっかりえみぃと私なのでした。

左から、リリ モモ ミミ

過去ログを見る

#5ヒナヒナーズ誕生(感涙)
#4「ナコちゃん、星になる(涙)」
#3「誕生!そして、、」
#2「ニューフェイスあらわる!」
#1「悲しいお知らせ」