#3誕生!そして・・・

ココとナナの愛の巣から、雛の元気な声が聞こえて来ました!ヤッター!生まれたーーー。8月19日、朝のことです。
でも、、、ここまではいつも順調なんです。問題はこの後、雛がちゃんと育つかどうか。。巣の中に卵は四つ、1日おきに孵るとすると、全部孵るのは26日。それまではナナちゃんをびっくりさせない為、巣を覗かずにじっと待つことにしました。
1日置きに声が聞こえなくなる=もしかして、雛が孵って次々死んでる?という不安をかかえながらも、期待に胸をふくらませて、ナナが出てくる(卵が全部孵ると母は巣から出てくるんです)のを待っていたのです。
ところが、、、8月28日の朝、とんでもないものを見つけてしまったのです。。それは、干からびた雛のなきがらでした。よーく見ると、2羽います。2羽とも生まれたての大きさです。ショックでぼーっとっしていると、ナナが巣から出てくるじゃぁありませんか!おそるおそる巣を覗いてみると、、1羽の雛と1個の卵がありました。雛は生きていました!
でも、私の推理が正しければ、
8月20日朝、声が聞こえなくなる(1羽目死亡)
8月21日朝、また元気に声がする!(2羽目誕生)
8月22日朝、声がしない。。大丈夫?(2羽目死亡)
8月23日朝、また元気に声がする!(3羽目誕生)
ということだったに違いないわけで、今生きている雛も、明日かあさってには死んでしまうかもしれないわけで。。
雛が誕生したら里親になってくれるという友達に相談したところ「親から離して育ててみては」と言われました。掲示板に書き込んで、経験者のアドバイスを聞いてみたところ、親が育てられないなら人間が育てるしかないのでは、、とのことでした。でも、生まれたての、はだかんぼの雛を親から離して、育てられるのかと、悩みました。
8月29日の朝、ふたたび巣を覗いてみると、卵がかえって雛が2羽になっていました。やったー。でも、1羽は虫の息でした。やっぱり、ナナちゃんには雛をまかせておけない!雛を助けたい!という思いがこみ上げて。意を決しました!
段ボール箱にひよこ電球をつけて、温度管理ができるようにしました。雛の体温は約40度、親の体温は約38度なので、巣箱の中を40度前後にすることにしました。
雛を育てる準備が整い、いよいよナナから雛を取り上げるときがやってきました。巣のドアを開けて手を入れると、ナナちゃんがけたたましく鳴きます。つられてココも鳴き始めました。先ほど虫の息だった1羽は既に死んでしまっていました。ぐすん。生きている雛を取り出しました。体長2.5センチ程のちっちゃな雛が、手の中で「チィチィ」と鳴きました。
ふごに入れて、スリ餌を与えると、、ごくごくと飲んでくれました!うれしーーー。一安心です。
名前は、ココとナナから1文字ずつとって、「ナコ」にしました。ココとナナは、ゲージ中飛び回ってナコちゃんを探しています。とても心が痛みましたが、ナコちゃんを助けるため!と心を鬼にして、巣箱をかたづけました。
とゆぅわけで、えみぃかーさんの育児がはじまりました!みなさん、応援してくださいね。

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