水苗代、完成しました

毎日の主食としてだけでなく、味噌の仕込みにも不可欠なお米を作ることは、どうやにとっては大切な仕事です。
大分の百姓赤峰勝人さんが考え出した「循環農法」で、毎年3反の作付けをしています。除草剤を使わず草を抑えるため、昔ながらの水苗代で大きな苗を育てて手で植えています。お田植までにいかに苗を大きく育てるかが豊作のカギ。水苗代作りはとても重要な作業なのです。

土の準備

本当は秋のうちに藁を切り、田んぼに入れておかねばいけないのですが、ここ何年もできていません。
今年はとってももったいないのですが、藁を燃やして下肥をたっぷり入れました。
我が家の下肥には野菜くずやもみ殻、コーヒーの絞りかすなどの炭素系のものもたくさん入っているので、単なる下肥よりはミネラルは多め、、、、と願っています^^;。

ベッド成形

荒おこしの後水をたっぷり入れ、シロカキ。何度も丁寧に土を練ります。どうやの圃場がある東御市新張は火山灰土なので土がさらっとしており、よく練らないとこの後の作業が難しいのです。
シロカキから2日、泥が落ち着いたところで水苗代のベッドを作ります。
ベッドとは、種籾をまく台のことです。
種籾に水をかける、水を落とすという微妙な管理が必要なので、ベッドはなるべく平にしたいところ。
また、水を入れたいときにはすんなり入り、落とすときには落とせるようにするのも、実は難しい。なから(長野の方言でまぁまぁという意)な苗代が作れるようになるまで、8年かかりました。

種まき

風がない早朝に水取口の反対からまくべし、という師の言葉を守り、朝6時に作業開始。
水を張ったベッドに、種籾をそーっとまきます。
怒りや悲しみの感情でまくと、種が死んでしまうことがあるので、楽しくルンルン気分で(←これ重要)
田んぼの泥の中を歩くのって大変なんですが、この日は幅10㎝ほどの水路しか歩けません。体幹ができていないとできない作業です。初めての方はたいてい一度は尻もちをつきます(笑)。

トンネルがけ

朝晩はまだ10度以下になってしまう冷涼地のため、ビニールマルチのトンネルを被せます。
初年度、ビニールが飛ばされないよう両端をベッドの脇の土に差し込んだところ、水の出し入れが思うようにできず。苗が大きく育つには川の水のミネラルが重要であり、水が入らなかった年は焼き鳥の串のような細い苗になってしまいました。

水がよく回るトンネルはどのように作ったらいいか、師匠に相談してあみだした「水路ごとすっぽりかぶせ方式」。
ここまでくれば一安心。
毎朝夕水の管理をして、お田植まで育てます。
すくすく育て!!

ちなみに、去年の苗はこんなでした。
ここまで大きくなると、お田植後深く水を入れることができます。
深水のお陰で初期の草が抑えられるので、除草剤がなくても立派なお米ができます。

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